top
アメリカでは盛んであるが日本ではあまり行われていない心理療法
- 「自己洞察瞑想療法」(SIMT)は、マインドフルネス心理療法の一派です。日本で創始された心理療法です。
◆自己洞察瞑想療法( SIMT: Self Insight Meditation Therapy )
-
マインドフルネス心理療法は
アメリカでは盛んであるが日本ではあまり行われていない心理療法です。
認知療法の弱点を補うような形で発展している最新の心理療法です。SIMTは、東洋の哲学(禅の哲学、西田哲学)を背景にして、自己作用の自覚覚醒、価値実現への注意集中、不快事象の徹底受容、動的機能分析などを多用して合目的的意識作用である「意志作用」を活性化する心理療法です。
-
アメリカでは、多くの心理療法者がマインドフルネス、アクセスの技法を用いて、種々の難治性の心の病気の治療・予防、非行犯罪の矯正、医療関係者の精神疾患の予防、などに貢献しています。
- 日本で、これを行なう心理療法者はまだほとんどおらず、2005年に、アメリカの書物の翻訳書が出版され、ノウハウの習得が開始された段階です。認知療法は、長所もあるが、弱点もあり、マインドフルネス心理療法が、日本でも、薬物療法、認知療法では充分に治すことができない精神疾患の患者の治療、医療関係者の精神疾患の予防、家族の不和の改善、その他多くの領域の心理的問題の解決に貢献していくでしょう。
- 日本では、うつ病が治らず、ひきこもり、自殺が多いのですが、うつ病になった場合、薬物療法しか行なわれず、認知療法でも反応しない患者が多いせいでもあります。うつ病を治し、ひきこもり、自殺を減少するための心理療法としても注目されます。認知療法でも受け付けられないうつ病の患者でも、呼吸法を多用する自己洞察瞑想療法は、実行できる人がいます。「認知」を修正するという困難さがないためのようです。
- 当研究所は、マインドフルネス心理療法の一種、自己洞察瞑想療法を実際の臨床に用いて、そのカウンセリング技法を行使できる心理療法者の育成も行なっています。
- うつ病、自殺は、薬物療法が一定の効果があります。まず、うつ病だと理解して、薬物療法を受けるべきです。これは、医師、政府、マスコミが啓蒙しています。
- しかし、薬物療法だけでは、治らない人も多いのが実情です。心理療法は重症の間は受けにくく、心理療法を提供するのに多くの時間がかかります。まず、薬物療法を受けて、軽くなったところで心理療法を併用すればいいでしょう。そういう方法が再発効果があるとされています。
- 薬物療法は重要であるが、薬物療法だけでは不十分。心理療法は重要であるが、それだけでも不十分、ということを示唆しています。うつ病や自殺は、極めて深い人間の生き方にかかわる問題です。高度の精神作用をする前頭前野が関係しています。
心の問題は、物質(薬物)のみでは、解決しないのでしょう。自己洞察瞑想療法で、うつ病などの治療を行います。
-
抗うつ薬は「非常に重症」の患者にしか効果がない=2010年・新しい研究発表
=薬で抑うつ症状が軽くなってから、その後、前頭前野の機能回復が起らないので完治しないで長引くのだと思われる。非定型うつ病には、そういう抗うつ薬でさえも効き目が弱い。この研究者は、薬物療法で効果がない場合、他の療法を受けるようにすすめています。アメリカには、認知療法、マインドフルネス心理療法があります。
|
日本(マインドフルネス総研)のマインドフルネス心理療法
|
マインドフルネス心理療法入門講座テキストより
★改善事例データ
(注)個人が特定されるような情報を掲載することはありません。このデータでわかるのは、カウンセリング期間中に、強いストレスがない場合に、半年から2年で回復されます。しかし、仕事職場が原因でありながら、カウンセリング期間中も休職退職することなく勤務を続けながら、カウンセリングを行う場合には、これよりも長くかかっています。
|
|
◆認知療法(第2世代)の弱点を補うマインドフルネス心理療法
|
-
認知療法のように認知(内容)とは戦わない
☆マインドフルネス心理療法では、過去(今日1日)となった自分の思考を振り返り
、その思考内容を支持する/または反論する証拠を集めることを
強調しない。
-
認知療法(第2世代)とは違う
☆うつ病患者は自己の問題に関する反すう(想起と思考)に多くの時間を費やす。反すうは抑うつ を深刻化させる。
マインドフルネス心理療法では、反すうのプロセスを取り扱い、反すう(思考、認知)の内容ではなく種々の機能を特定して、機能の改善を標的とした作業を行う。
自己洞察瞑想療法(SIMT)では、種々の機能の現在進行形での観察、価値実現の反応パターンの選択行動を「意志作用」と呼ぶ(西田哲学の用語)。
-
メタ認知
☆心理学も作用の作用についての研究にはいってきている。メタ認知心理学。まだ、うつ病、不安障害、依存症などの治療に応用するまでには至っていないが、マインドフルネス心理療法の方向にすすんできている。
-
認知の修正ではなく意志作用の活性化(図L8-d)衝動的行動と自由意志
☆意志作用は知りつつ働くこと。現在進行形で苦悩を作らない意志作用の活性化のトレーニングが自己洞察瞑想療法(SIMT)。
-
認知の修正ではなく意志作用の活性化
☆判断作用よりも、思考作用よりも深い意志作用。現在進行形で働く本音はエゴ的な判断作用である。現在進行形の本音に気づくこと(これも意志作用の一つの要素)が心の病気の改善になる。
-
認知の修正ではなく意志作用の活性化
☆人の心理作用は種々あるが、同一レベルではない。知覚、思考、感情、本音よりも深い意志作用。(さらに深い「直観」がある)
その他
- アメリカでは、認知療法は限界があるとして、さらに進化して、マインドフルネス・アクセプタンス心理療法が発展している。次の本に、種々のマインドフルネス・アクセタンス心理療法が紹介されている。
自己洞察瞑想療法も、マインドフルネス・アクセプタンスの理論に基づいていますが、その理論に基づく技法が少し違います。
=うつ病やパニック障害になっても治っておられます。
薬物療法や心理療法を受けましょう。
|