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特定非営利活動法人 マインドフルネス総合研究所
基本方針
- 当研究所は自己洞察瞑想療法( SIMT: Self Insight Meditation Therapy )(マインドフルネス心理療法の一つ)を用いて、精神疾患の改善支援、予防の研究、教育、臨床を行っている。
- プライバシーは保護される。相談の内容は、その人の同意なしに外部に公表することはない。体験談などの作成などを求めることはない。プライバシーについては心配不要。
- 原則としてSIMTによる相談(1回)、心理療法(数回から1,2年)を提供する。当研究所は、SIMTのみを用いる。うつ病や不安障害などは脳神経生理学的な変調が生じている疾患であり、傾聴のみで治癒するという臨床試験の報告はない。傾聴型の相談ではなく、マインドフルネス心理療法の病気障害の仮説、治癒原理に基づき積極的に症状の改善をめざす。マインドフルネス心理療法はアメリカで臨床試験により、うつ病、不安障害(パニック障害、心的外傷後ストレス障害など)、依存症、摂食障害、家族の不和などに効果があることが確認されている。当研究所のSIMTも多数の経験によっても効果が確認されている。
((⇒実際データ・こちらの<改善事例データ>)
- グループ・セッションにおいて、発言をうながされることはない。発言したくない人は聞いているだけでよい。
- 相談されるかたの価値観、宗教観、信条を尊重する。
相談員の価値観をもって説得・説教をすることはしない。
(SIMTは相談者の価値観、宗教観などにたちいることなく支援する心理療法である。疾患が改善する心の使い方、自己洞察(自己の精神作用の自覚、意志作用の活性化)、生活指導をする。認知療法のような「考え」を変えるような手法は用いない。考えの内容が「良い、悪い」から変えようという手法ではない。)
- 宗教活動に導くことはない。(すなわち、カウンセリングやヨーガ、研修などで誘っておいて、実は信者にするのが実の目的であるような「カルト」ではない。
(⇒カルトとは)
- 適応症のみ対処する(必要に応じて医師・他のカウンセラーをすすめる)。その問題の神経生理学的な仕組みがある程度判明していて、SIMTで改善すると推測できるものしか引き受けない。すなわち治せるあてもない問題を引き受けてクライエントの費用や時間をむだにしない。
- 薬物療法を停止させることはない。SIMTを半年から1年ほど受けて、不快事象の受容のスキルが向上して本人に離脱症状への対処の自信ができた段階で医師と相談しながら減薬、断薬することを基本方針とする。
- 相談員は、当研究所の定めるうつ病、自殺対策の基礎研修を受け、相談員として認定を受けた者である。
- ホームページで公表している料金を超えて請求されることはない。
- 男性の相談員が一人で応対することはない。必ず女性のスタッフが同席する。
安心して自己洞察瞑想療法(SIMT)を提供する会員
<マインドフルネス心理療法研究会(仮称)>会員一覧(構想中)
当研究所のカウンセラー講座(自己洞察瞑想療法=SIMT)を受けて全国で活躍されている方が増えてきました。マインドフルネス心理療法は種々の流派がありますが、共通はマインドフルネス、アクセプタンスのエクササイズ、メタファー、もう一つの自己概念です。この自己洞察瞑想療法
を推進する人の集まり<マインドフルネス心理療法研究会のような>を作り、ホームページに掲載することを構想しています。一定の条件を守ることを約束するカウンセラーのあつまりということです。その条件は、上記の基本方針を参考にして、当初の参加予定者と協議して条件をにつめて公表します。
- 心理療法の技法については、次のようになるでしょう。
- 自己洞察瞑想療法(SIMT)のみを用いる会員は、「自己洞察瞑想療法(SIMT)のみを用いる」と表示する。マインドフルネス心理療法にも種々の流派があり、他の手法を併用する場合、明確にする。ホームページだけでクライアントが判断できること。訪問してから、別の手法が主であったということのないように。「看板にいつわりあり」ということのないように。
- 自己洞察瞑想療法(SIMT)と他のマインドフルネス心理療法、他の心理療法や薬物療法を併用する会員は、「自己洞察瞑想療法(SIMT)と○○を併用する」と表示する。
- 自己洞察瞑想療法(SIMT)のみを受けたい患者(クライアント)には、その希望を尊重する。ただし、他の技法が向いていると会員が判断した場合は、他の技法を推奨することもある。
- おおよその期限目標を提示する。例えば、当研究所は、初級が10カ月(月2回の場合は5カ月)、セッション1から10までとする。まだ改善が十分でない場合、さらに数カ月、中級に
参加できる。中級以降は何か月に1回でもよい。1,2年で軽快することを目標とする。
- このうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」を提供するサイトが将来、拡大して上記のネットワークになっていくでしょう。
できれば、そういうSIMTのカウンセラーが共同で全国に何カ所かカウンセリングセンターを作っていただきたいです(現地の方が代表、理事、カウンセラーとなる。1年だけこちらから行ってお手伝いさせていただく。個人では大変です。何人か共同ですと週半日くらいの交代勤務で十分な活動ができます。)。
うつ病や不安障害が薬物療法で治らず自殺していかれる人を少しでも減らしたい。数年前から描いている夢です。
(背景)
東洋と西洋では、人間や世界や絶対者(神、仏など)の見方、哲学が異なっていると言われています。
SIMTは、禅に似た実践や西田哲学の自己探求に好意を持つセラピスト、カウンセラー、医者、クライアントに向いています。欧米のマインドフルネス心理療法は源流が認知療法や行動分析学などにあるために、必ずしも禅に似た実践や哲学をよく実践する人のものではないかもしれません。欧米のマインドフルネス心理療法は欧米のものに好意的な人たちによって研究され発展していくでしょう。しかし、SIMTは源流が禅に似た手法と西田哲学です。東洋的な禅や西田哲学に極めて類似する心理療法です。禅に似た実践に好意的で自分でもそれを実践して自己自身の探求をしていくセラピストなどでないと用いることが難しいでしょう。単なる「技法」ではありません。クライアントが実践していくときに、
種々の疑問やとまどい、危機が起きるから、的確な助言をしないといけません。自殺がせまっている患者さんもいるのですから。
東洋的な人間存在、自己の深い探求が含まれています。東洋と西洋の哲学では自己や世界の見方が違うといわれています。
SIMTは、欧米のマインドフルネス心理療法(一部に自己の哲学を考慮せず技法だけ導入した場合)に置き換わるものではありません。
(⇒独特の哲学がある)
これはこれで真剣な研究者、実践者、治療者が求められます。SIMTは、禅の実践を参考にしました。禅と西田哲学のある日本ですから、必ず見直される時が来るでしょう。
自己洞察瞑想療法(SIMT)をできないクライアントもおられます。欧米のマインドフルネス心理療法は多くの研究者によって研究されています。今後も発展していくでしょう。
欧米のマインドフルネス心理療法と自己洞察瞑想療法(SIMT)とでは、扱う問題や対象、クライアントの広さ、深さが違うのかもしれません。今後の研究にゆだねられます。