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自殺しない、させない
高 齢 者 の 自 殺
自 殺 し な い
身近な人を自殺させないために
年 代 ご と の う つ 病、 自 殺
高 齢 者 の 自 殺
高齢者の自殺が多い。老年による身体の病気であると勘違いして、あるいは、老年の単なるわびしさ、さびしさと勘違いして、うつ病が本人や家族・医者によって見落とされている可能性がある。「仮面うつ病」も参考にしたい。
- 身体の不調として訴えるが、実は、うつ病
「高齢者のうつ病の特徴として、抑うつ症状があまりはっきりしないで、体の不調の訴えとして表現される傾向があります。身体面での症状が全面に出て、抑うつの程度が表面的には軽いと見られてしまう危険があります。」(T126)
- 老人のうつ病にみられる症状
「頭重感、頭痛、めまい、かすみ目、耳鳴り、喉の痛み、声のかすれ、動悸、呼吸困難、腹部膨張感、便秘、下痢、関節痛、性欲減退、インポテンス、残尿感、頻尿感、微熱、疲れやすさなどありとあらゆる身体的な訴えが出る可能性があります。色々な検査を繰り返されて、その原因となるはっきりとした身体的な病気が見つからない場合もあります。」(T127)
- うつではないかを疑え
「さまざまな身体的な訴えの背後に、お年寄りの救いを求める叫びが隠されている可能性を考えて、とくにうつ病が見逃されていないかを慎重に検討していく必要があるのです。」(T129)
- 軽くみるな
「患者さんもそして医師も、患者さんの訴える身体的な症状にとらわれてしまい、何度も身体面での検査が繰り返されます。その結果、「異常はありません」、「多少の異常はありますけれど、大したことはないので、安心してください」といった説明がなされます。ところがこれは体の異常がなかったことが証明されただけのことであって、こころの傷に対しては何の癒しにもなっていないのです。そして、背後に隠された抑うつ状態が正確に診断されないままに、自殺が起きかねないのです。」 (T129、S53も同様の指摘)
老人をかかえた家族は、上記を念頭において、よく注意してあげてください。自殺されたら、そして、あとで、自殺を防止できる「うつ病」だったのではないか、と気がついた時の、遺族の後悔は非常な心の痛みとなります。よく、理解してください。
また、老年期にはいった人は、生涯学習講座などで、「うつ病」についての学習をしておくべきである。「がん」については、ほとんどすべての人が敏感となっているが、「うつ病」についても、本人が理解しておくべきである。
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