自殺しない、させない
うつ病の原因
自 殺 し な い
身近な人を自殺させないために
うつ病の原因
精 神 的 ス ト レ ス
心理的・社会的ストレスが長期間持続して加わると「うつ病」が発病するといわれている。
一つが、「ライフイベント」と言われる「人生上の出来事」である。
もう一つは、「日常いらだち事」である。
「人生上の出来事」
「うつ病」の原因となる「出来事」は非常に多い。
- 子供の頃
母親の死別、いじめ、両親の不和、両親の精神不安定、学業のプレッシャー、厳しいしつけ。
- 青年期
何らかの劣等感、失敗、いじめ、自分の行動の罪悪感、死の不安、将来生活の疑問、対人問題の悩み、失恋。
最近では、自分の好きな俳優(スター)の死による自殺もある。これもうつになっていった可能性がある。
思春期の自殺を企てた人の50%以上が「うつ病」にかかっていた(A132頁)。
- 壮年の女性
女性が、「うつ病」になる誘因には、出産、子育ての不安、姑との不和、引っ越し、夫との不和。
ただ、出産、子育ての不安、については、うつ病になる原因がストレスではないかもしれない。
出産による内分泌系の変調から、脳内の神経伝達物質に影響をきたして「うつ病」になるのではないかといわ れている(H40)。よくマスコミで報道される「子育てノイローゼから自殺する母」というのは間違いであ り、出産から内分泌系の変調をおこし、「うつ病」になっている。うつ病になると何をするのも自信がなくな るから、子供を育てる自信もない。
だから、子育てノイローゼではなく、産褥に伴ううつ病のよる自殺というものが多いかもしれない。家族や親 戚などに、出産をひかえた女性がいれば、こういうことを十分に心得ておく必要もある。
- 働き盛りの人
転勤、人事異動、昇進、海外出張、単身赴任、特に厳しい仕事、仕事の失敗。
- 更年期のうつ病
対人問題、病気、閉経、配偶者の死、退職、子供の結婚。
老人は自分や配偶者の病気(ガンなど)、嫁との不和、配偶者や友人の死、子供との別居、孤独、などが誘因となる。
「日常いらだち事」
以上のような出来事がなくても、うつ病になる。日常いらだち事である。これといって大きな出来事がなくても、日常的に、不満、不安、いらいら、孤独、ながを感じていると「うつ病」になる。